宮崎のご実家から大分へ引き継がれたゼンマイ式掛時計（ボンボン時計）

 

 

おばあちゃんの形見として大切にしたい想いを伺い、止まっている時計を修理することに

 

 

 

 

 

開けてみると経年による摩耗などはございますが、比較的状態がキレイに保たれていました

 

 

そして修理痕もチラホラ

 

 

 

 

 

 

歯車の芯をはめ込む “ホゾ穴”

 

 

ここはどうしても長い歳月で油やゴミが固着してしまう箇所

 

 

歯車はゼンマイによる強力なチカラで一定方向に回転するため、ホゾ穴も真円から楕円に変形してしまいます

 

 

今回は5箇所 “ホゾ詰め”をして、真円に修整

 

 

その後、綺麗になるまでひたすらホゾ穴を磨きます

 

 

 

 

 

 

こうすることによって芯と穴の摩擦/抵抗を軽減し、スムーズにチカラが伝わり回転するようになります

 

 

 

 

 

 

もう少し時間かかりますが、綺麗にしっかり仕上げますので 楽しみにお待ちくださいませ☺

 

 

 

【時計修理につきまして】

接客の合間に修理作業をしているため、あらかじめ時間を長く頂戴しております

一人で作業しているため、ご迷惑おかけしますが何卒ご了承くださいませ