INFORMATION
ロレックス/修理 2019.02.22 BLOG
年末よりお預かりしていたロレックスの修理が仕上がりました。
ゼンマイ切れによる動作不良のため『ゼンマイ交換』と、油切れによる『分解掃除(分解・洗浄・注油・組立・調整)』を行い、また元気に動き出してくれました。
この『油切れ』は、歯車の軸に注油している“潤滑油の劣化”のことで、何年もオーバーホールしてなければ 必ず起こります。
油切れの状態でも時計が動いていることがありますが、このような状態では動作抵抗がとても大きくなりますので 時間精度も狂い、部品に相当なダメージを負うことにもつながります。
車のエンジンオイルのようなイメージですね。
高級時計ほど部品も高額になりますので、やはり総合的に考えると5年前後の定期的なメンテナンスをオススメしたいところです。
部品が傷んでなければ、通常のオーバーホールで完了します。
ロレックス / オーバーホール
35,000円+tax ~