この業界に入ってから個人的に“あったらいいな”と思っていたレンズがありまして。

 

 

それは『偏光レンズ』と『調光レンズ』が組み合わさった 良いとこ取りなレンズ。

 

 

設計的に難しいと思われた『偏光調光レンズ』ですが 長き開発の末、ついにニコンエシロール社から発売されることに！

 

 

個人的には大ニュースでした。

 

 

 

 

 

ここで少し「偏光レンズ」と「調光レンズ」についておさらいをしてみましょう。

 

 

【 偏光レンズ】

– 特徴 –

光を抑えるだけの通常のサングラスではなく、照り返し・ギラツキ・雑光まで抑え、コントラストを高める まさに“光の空気清浄機”のようなレンズ

– デメリット –

濃いカラーレンズのため日中しか使えない（かけ替えが必要）

 

 

【 調光レンズ】

– 特徴 –

室内では透明。屋外で紫外線や可視光線を浴びるとレンズが着色しサングラスに。掛け外しをせずに一本で透明のメガネ⇔サングラスにもなる二役のレンズ

– デメリット –

通常のサングラスの見え方。ギラツキ・雑光までは抑えられない

 

 

このそれぞれのデメリットをお互いの特徴により相殺された究極のレンズが【偏光+調光レンズ】なのです。

 

 

実際に注文し加工してみました。

 

 

室内の状態（カラー濃度10%程度ですが見た目はほぼ透明です）

 

 

屋外（1分程度の状態・濃度85%くらい）

 

 

と、ここまでは通常の調光レンズですが、見え方は通常のそれではありませんでした。

 

 

 

車のフロントガラスに映る白い反射やギラツキなどを比較してみました。

 

 

 

 

画像ではわかりにくいかもしれませんが、フロントガラス全体の白いギラツキや照り返しを抑え コントラストが明確となり、まさに偏光サングラスをかけている見え方に！

 

 

レンズが濃くなればなるほど、偏光率も上がります。

 

 

また濃い色→透明な状態に戻る（脱色）時間もかなり早くなっています。

 

 

・アウトドアが好きな方

 

・屋外で過ごす時間が長い方

 

 

にお勧めのレンズですが、個人的には『バイカー』の方にもオススメしたい偏光調光レンズ。

 

 

お持ちのフレームに、レンズだけ入れ替えることも出来ますのでお気軽にご相談ください。

 

 

サンプルもありますので是非店頭でご覧くださいね。

 

 

 

偏光調光レンズ（エクストラアクティブ ポラライズド）

　

– 製品特長 –

・レンズカラーはグレーのみ（度付き可能）

　・エクストラアクティブ専用フォトクロミック染料と二色性染料採用

・フォトクロミック染料が紫外線に反応し偏光効果を発揮する配列に変化

　・紫外線・可視光に反応、室内では透明でごく薄く色づき、屋外で最大に色づくと約90％の偏光度を発揮

　・トランジションズの調光性能に加え、屋外で照り返しや乱反射をカットする偏光性能により快適で鮮やかな視界を実現

　・スピーディーな着色・退色で、車内でも色づくので運転に便利

　・UV・ブルーライト・まぶしさのトリプルカットを高いレベルで実現

 

 

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