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修理|バッファローホーン(水牛角) 2021.05.19 BLOG
フレーム修理でご遠方よりご相談をいただきました。
メガネフレームはアセテート・セルロイド・鼈甲・メタル(チタンetc)など様々な素材を用いて製作されています。
余程ひどくない限り、修理は可能ですが 『バッファローホーン(水牛の角)』のフレームは修理が難しく一度実物をご確認させていただいてから修理可否を含めてご連絡させていただいています。
今回の修理箇所は層に沿ってジグザグに切れておりレンズのテンションが加わる箇所の為、少し難しいかと思われました。。。
鼈甲のように継ぎ足しで修理が出来ないため、バッファローホーンでは『樹脂』を用いて補修をすることとなります。
今回は強度面を考慮してレンズも一緒に接着固定する必要があるため、修理後はレンズ交換が出来なくなってしまう旨をご了承いただき修理進行。
専門工房での修理となりますので納期は約1ヵ月ほど。
欠けた部分が少し残りましたが、極力目立たずに補修ができました。
職人さんの技術に感謝です。。
バッファローホーンは希少な素材のため、修理(補修)する価値が十分あるフレームです。
金額などは修理状況によって変動しますので、一度実物を確認後のお見積りとなります。
以上、ご参考までに。
不明な点はどうぞお気軽にご相談ください。