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修理|OMEGA Seamaster 2021.06.25 BLOG
OMEGA シーマスター(クォーツ)の修理のご相談をいただきました。
開けてみると時計内部の水入りによってサビ・緑青が発生している状態でした。
水入りした時計は早急に手当てをしないと どんどんサビが進行していきます。
故に修理費用が大きく変動し、最悪の場合ムーブメント一式交換しなければならないことも。
表面の文字盤や針なども汚れ・シミなどがございましたが、お客さまとご相談の末 今回は回路不良による『パーツ交換』と『オーバーホール』を行うことに。
ベルトもライトポリッシュをかけ、無事に修理完了しました。
通常、時計内部のサビなどは裏フタを開けない限り知る術はございませんが、不具合の早期発見・内部パーツを長持ちさせるためにも定期的なオーバーホールが重要となります。
アンティークな時計ほどパーツ入手が困難となりますので、大切な時計がありましたら一度ご相談ください。
FORTIS|フォルティス 2021.06.12 BLOG
今週もご来店ありがとうございました!
明日、日曜は定休日ですのでお気を付けくださいませ。
知る人ぞ知るスイス老舗時計メーカーの“FORTIS(フォルティス)
”
購入後10年以上経っているため 初めてのオーバーホールをすることに。
油切れとゼンマイ劣化のため交換・分解掃除で精度もしっかり上がりました。
またいつでもご相談くださいませ。
アナログ針のG-SHOCK 2021.05.27 BLOG
G-SHOCKよりアナログ×デジタルのコンビネーションモデルが入荷しました。
マットブラックを基調としたとしたスッキリとしたデザイン。
「時計はアナログ針のほうが好き」という方に提案したい G-SHOCKのアナデジモデル。
飛行機のコックピットをイメージした文字盤と視認性の高いホワイト針、そして何よりカラーリングのカッコよさが惹かれます。
ガシガシと使える究極の実用時計『G-SHOCK』
これからの時期、一本あると何かと心強いオススメのアイテムです。
オールドセイコー|ロードマチックスペシャル 2021.05.22 BLOG
当店にいくつかあるアンティーク時計のご紹介。
今からちょうど50年前の『セイコー ロードマチック スペシャル』
こちらは諏訪精工舎の“ロードマチック”ではなく、第二精工舎(亀戸)の『ロードマチックスペシャル』
俗にいう52系のムーブメントを搭載し、当時ではグランドセイコー・キングセイコーに次ぐ高級機として扱われていました。
今では希少な角型のワンピースケースも魅力の一つ。
1971年製造 11月製造の個体ですがオーバーホール・調整をし、50年たった今でもしっかりと時間を刻んでいます。
またROLEXのデイトジャスト機能のように、カレンダー(日・曜)も瞬間に切り替わる『瞬間日送り』も搭載した、当時としては高級機ならではの機能も付いています。
ベルトを付け替えることによって雰囲気も変わり、季節に合わせた使い方も可能。
昭和の懐かしさとデザインが魅力的な国産ヴィンテージ時計です。
またいろいろとご紹介しますね。
※ 当時の技術解説書も引っ張り出してきました。
ROLEX|初めてのオーバーホール 2021.05.10 BLOG
お持ち込みいただいたロレックス・デイトジャスト
「自動巻きがうまく巻き上がらず一日もたない」
ということで振るとカラカラ音もなるため『ローター真』の摩耗かなと推測してました。
が、思いのほかローター真だけでなくローター下部にある2番車/4番車ホゾも摩耗していたため、念のためにお見積りをご連絡。
最悪、部品交換となると結構な金額に。。
ですが今回はなんとかホゾの磨きで修正でき、部品交換は回避できました。
ホゾの摩耗は“油切れ”の状態で長期間使用していると接触部分の摩擦が強くなり 少しずつ削れていきます。
少しくらいの摩耗ならば針は動いているので気付きにくいのですが、止まった時にはすでにホゾが摩耗しており部品交換が必要となりますので、そうなる前にも定期的なメンテナンス(オーバーホール)がとても重要となります。
当店では基本お見積りしてからの修理となりますので お気軽にご相談くださいませ。
外装も大きな傷もなく、大切にご使用されていたのが伝わってきました。
またいつでもお気軽にご相談ください。